切子の製作工程(加工工程)
割り付け
模様の見当となる横線を引き割り付け機で縦線を引きます。下絵はありません。
粗摺り(あらずり)
大きな模様を初めに削ります。回転する円盤状のダイヤモンドの刃にガラスを当て削って模様をつけて行くのですがカットの幅、深さ、形などによってさまざまな種類の刃を使い分けます。ガラスをカットする刃は以前は鉄盤の刃が使われていましたが20年位前から工業用ダイヤモンドが使われるようになりました。
三番
ダイヤ500番の砥石を使い、更に細かな模様を削ります。ダイヤモンドを使うようになってより複雑なデザインが可能になりました。
石掛け(いしかけ)
回転する砥石にガラスを当てて荒削りでカットした面を滑らかにします。
磨き
ソーダガラスの場合は全体を木盤やベルト盤を使って細かい石の粒子(磨き粉)を付けて丹念に磨きます。更にブラシや布を使う場合もあり模様によって磨く道具も使い分けます。これで完成です。クリスタルガラスの場合は薬品処理するためにこの工程は要りません。
平物の製作工程
粗摺り(あらずり)
粒子の粗い金剛砂を水で流し鉄製の金板に硝子生地を押し付けおおよその形を整えます。
さんばんがけ
粒子の細かい金剛砂を使い削った面の表面を細かくしつつ最終的な寸法に整えます。
 
石掛け(いしかけ)
三番掛けした面の表面を更に細かく滑らかにします。天然の砥石を使います。石掛けした加工面は半透明になってきます。
磨き
桐の木で作られた木板を使います。回転する木板に水で溶いた磨き粉を付け磨き上げます。
バフ
フェルトやラシャを使い水で溶いた酸化セリウムを付けボケとなるモヤを取ります。光沢が一層増します。
江戸切子の製作方法(動画)

独立行政法人科学技術振興機構の科学技術理解増進事業 サイエンスチャンネルにて放送の、
技の彩」〜伝統工芸に息づく色〜  (1)瑠璃色・江戸切子(東京)
が、ネットのストリーミング放送(windows media& real media)にて

キセガラス素材の製法から、切子の作業までが動画提供されています。14分 2007年制作。
(教育用途向けビデオの貸し出しは、サイエンスチャンネルにて申し込めます。)

当組合理事長・小林淑郎と現代の名工南端久司が取材。
被せガラス制作の様子は江戸硝子・中金硝子さんが取材されてしています。

江戸切子の製作方法(ちらし)

江戸切子の解説ちらし 模様・歴史・皇帝

江戸切子の製作工程、代表的な模様、歴史、江戸切子の日と
THE ALFEE坂崎幸之助江戸切子親善大使を盛り込んだ新しいチラシを制作。

江戸切子の解説ちらしは、PDFで公開しています。
(一時公開を中止しています。)